2026.06.29
こんにちは。
沖縄旅行の思い出作りをお手伝いさせていただいております、
思い出作りのプロ、Booさんがお届けします。
今回は、100本記念ダイビングを迎えたリピーターゲストの3日間を振り返っていきます。
ダイビングをしていると、ひとつの目標になるのが100本。
ライセンスを取って海の世界を知り、少しずつ余裕が出てきて、
気づけば見えてくる最初の大きな節目です。
今回のゲストが初めて当店に来てくれたのは2022年11月。
その頃はまだ20本ちょっとくらいだったはずです。
そこから年に数回、沖縄へ。
当店だけでなく石垣島へ行ったり、いろいろな海を楽しみながら少しずつ本数を重ね、
約3年半で100本に到達。
早すぎず、遅すぎず。
無理に本数だけを増やしたわけでもなく、しっかり楽しみながら積み上げてきた、
かなりいいペースの100本です。
今回のご参加は3日間。
2日間はマンツーマン、100本当日はもう1名のリピーターさんと2名でご案内でした。
当店らしい少人数制の沖縄ダイビングで、100本という節目も慌ただしくならず、
その人のペースに合わせてじっくり迎えられる3日間になりました。
ただ、100本という数字は面白いもので、
始めたばかりの頃は意外と遠く感じる数字でもあります。
実際、ご本人も最初は
「100本ってそこまで大した数字じゃないと思ってました」
と話していました。
この感覚、すごくよくわかります。
始めたばかりの頃は100本なんてまだまだ先。
正直あまり実感もなく、なんとなく「続けていればそのうち行くかな」くらいの感覚です。
でも、いざ自分がそこに近づいてくると少しずつ感覚が変わってくる。
100本が見えてくると、逆に“もっとちゃんと潜れないとダメかも”と焦り始める。
この感覚が出てきた時点で、
ただ本数を重ねるだけのダイビングから少しずつ変わり始めます。
初日|95本目スタート、まだ“いつも通り”の空気
今回の初日は95本目からスタート。
この日はマンツーマンで3本潜り、95本・96本・97本と順調に本数を重ねていきました。
100本に向けてじっくり潜るにはちょうどいい1日でしたが、
この時点ではまだそこまで特別な空気はありません。
良くも悪くも、まだ“いつも通り”。
水中も落ち着いていて、経験本数なりの余裕はある。
でも同時に、まだどこか「100本目前」という実感は薄め。
そんな絶妙な空気感でした。
2日目は別のリピーターさんも合流予定だったので、
「100本ダイバーらしく、かっこよく威厳見せてくださいね(笑)」
なんて冗談っぽく振ってみたところ、
返ってきたのは、
「私はBooさんから講習受けてないですからね(笑)
Booさんの講習受けてる人の方が、ちゃんとしてますよー」
とのこと。
いやいや、100本の人が言うセリフじゃないでしょ(笑)
でも、このやり取り。
笑い話みたいで、実はかなり本質です。
ダイビングは本数を重ねれば上手くなる、とは限りません。
もちろん経験は大事です。
でもそれ以上に大事なのは、
何を考えて潜ってきたか。
どう積み上げてきたか。
同じ100本でも、中身はかなり変わる。
この時点ではまだ冗談半分。
でも、この言葉が翌日の100本にしっかり繋がっていきます。
2日目|100本記念、海からも祝福された節目の1本
そして迎えた2日目。
いよいよ100本当日です。
この日は3本潜る予定。
98本目、99本目と潜り、3本目でいよいよ100本。
前日まではまだ少し余裕もありましたが、
100本が近づくにつれて逆に少しずつ緊張感も出てきました。
前日までは「もうすぐですね」くらいの空気だったのに、
当日になるとやっぱり少し特別。
100本は通過点。
それでも、やっぱり100本は100本です。
今回はこちらでも100本記念用に、
水中で使えるちょっとした記念アイテムを用意していました。
せっかくの100本。
やっぱりこういう節目は、ちゃんと形に残したいところです。
…なんですが、今回はそれだけじゃありませんでした。
ご本人も、しっかり 100本用の準備をしてきていました。
なんとなく迎える100本ではなく、
自分の中でもちゃんと“節目”として迎える準備をしてきている。
この時点で、もうこの100本にはちゃんと意味がありました。
そして迎えた100本目。
こういう記念ダイブの日って、不思議と海が空気を読んでくれる時があります。
この日はまさにそうでした。
100本目のダイビングでは、なんとカメに8匹遭遇。
一匹見られるだけでも十分うれしいのに、この日は次から次へとカメが登場。
「今日はお祝いに来ました」と言わんばかりの、かなり出来すぎな展開です。
もちろん偶然なんですが、こういう偶然が重なるから海は面白い。
100本の記念ダイブに、ちゃんと海も付き合ってくれました。
この日の100本は、ひとりで迎えた100本ではありませんでした。
この日は別のリピーターさんも一緒。
せっかくのタイミングなので、みんなで一緒にお祝いです。
水中で集まって、100本記念を囲んで、拍手して、写真を撮る。
特別な1本が、
“ひとりの記念”ではなく、
“みんなで共有する時間”になりました。
海の中って静かなのに、ちゃんと空気が伝わるんですよね。
声はなくても、ちゃんと伝わる。
ちゃんと嬉しい。
こういう時間があるから、ダイビングはやっぱりいいなと思います。
3日目|100本はゴールじゃなく、新しい楽しみ方のスタート
そして3日目。
100本達成の翌日は、またマンツーマン。
100本を迎えて終わりではなく、ここからまた次の楽しみ方へ。
4月上旬に池袋で開催されていたマリンダイビングフェアで、
水中カメラが気になっていたそうで、この日は実際にお試し。
普段ファンダイビングで僕が持っていく2台、まずはTG-6を使ってもらい、
その次にGoProも試してもらいました。
やってみると、やっぱり楽しい。
でも、その分難しい。
被写体を見て、構図を考えて、シャッターを切って、その間に自分の浮力も保つ。
夢中になるほど浮力調整が難しくなる。
「楽しいけど難しいですね(笑)」
と笑っていましたが、まさにそこ。
そのあとGoProも試してみると、
「こっちの方が楽かも」とかなり素直な感想。
こういう“ちょっと試してみる”ができるのも、
少人数でご案内している沖縄ダイビングだからこそ。
那覇送迎ありで移動も慌ただしくならないので、こういう時間までしっかり楽しめます。
100本を迎えて終わりではなく、
次は“撮る楽しさ”へ。
100本はゴールじゃなく、その先の遊び方が増えていく通過点。
これが100本のいちばんいいところかもしれません。
潜るだけじゃなく、見方が変わる。
楽しみ方が増える。
そしてまた次の海が楽しみになる。
100本達成、おめでとうございます。
そしてここから、また次の1本へ。
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